オリックス不動産は4月6日、堺ロジスティクスセンター南棟(大阪府堺市堺区築港八幡町)が竣工したと発表した。
施設規模は、敷地面積32,500㎡、地上4階建てで延床面積70,600㎡で、日新の専用センター。
<完成した堺ロジスティクスセンター南棟>
オリックス不動産は同エリアに、堺ロジスティクスセンター南棟・北棟の計二棟の物流施設開発プロジェクトを進め、南棟が先行して竣工したもの。
ことし7月には、敷地面積34,100㎡、地上4階建てで延床面積68,000㎡の北棟の竣工を予定しており、南北合わせてオリックス不動産最大の物流施設プロジェクトになる。
立地は、阪神高速湾岸線の三宝ICから車で5分の好立地で、大阪市内のほか神戸方面、関西空港へのアクセスも優れ、2010年には近接エリアで大手電気メーカーの大規模生産拠点が稼動を開始し、関連企業の工場進出も含めて関西の一大産業集積地となり、阪神高速大和川線や次世代型路面電車(LRT)などの交通網の整備も進んでいる。
また、大阪府建築物環境配慮評価システムのCASBEE評価でAランクを取得している。
なお、オリックス不動産では、来年以降も横浜町田ICロジスティクスセンター(東京都町田市)、市川千鳥町ロジスティクスセンター(千葉県市川市)、川越ロジスティクスセンター(埼玉県川越市)の竣工を予定している。