オリックス不動産は11月17日、東京都町田市で計画を進めている「横浜町田ICロジスティクスセンター」を着工したと発表した。
横浜町田ICロジスティクスセンターは、敷地面積3万4642.36㎡、地上4階建て、延床面積7万7889.49㎡。各階にトラックバースを備え、複数のテナントが入居可能なマルチ型。竣工は2011年6月を予定しており、現在入居企業を募集している。
<横浜町田ICロジスティクスセンターの完成予想図>
同物件は、東名高速道路の横浜町田ICから約300mに立地し、横浜市内をはじめとして、東京都や関東圏全域を見据えた物流拠点として同社は位置付けている。
前面道路である国道16号線は、現在国道246号線との交差点を立体化する事業が進行中で、完成後は交通状況が大きく改善され、より利便性が高まることが予想される。24時間稼動が可能な立地でありながら、周辺は人口集積地であるため入居企業の従業員の確保にも利点がある。東名高速道路を利用した幹線物流から横浜市内への小口配送まで、多様な物流ニーズに対応すると同社は見ている。
環境に配慮した設計を取り入れ、CASBEE評価でAランク取得を目指している。壁面緑化や潜在自然植生の採用、太陽光パネルの設置など、環境にやさしい施設づくりを計画している。
物流投資事業としては、2011年までの2年間で総額約400億円を投じ、同物件のほか、小牧物流センター(愛知・小牧市、延床面積2万55㎡、2010年10月竣工予定)、川越ロジスティクスセンター(埼玉・川越市、延床面積5万8698.23㎡、2011年1月竣工予定)、市川千鳥町ロジスティクスセンター(千葉・市川市、延床面積7万2035.56㎡、2011年2月竣工予定)の開発を相次いで予定している。
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