オリックス不動産7月31日、大阪府堺市で開発を進めていた「堺ロジスティクスセンター北棟」(敷地面積34,100㎡、地上4階建て、延床面積68,000㎡)が、竣工した。
今回の北棟の竣工により、ことし3月31日に同エリアで先行して竣工した南棟とあわせて、延床面積138,600㎡という関西で最大級の大型物流拠点が全面完成した。
＜完成した堺ロジスティクスセンター北棟＞
堺ロジスティクスセンターの開発は、2006年、堺共同火力発電所跡地の有効活用としてスタートしたもので、阪神高速湾岸線・三宝ICから車で5分の好立地で、大阪市内のほか神戸方面、関西空港へのアクセスも優れている。
来年には大手電気メーカーの大規模生産拠点が稼動を開始する予定で、阪神高速大和川線と次世代型路面電車(LRT)などの交通網の整備も進んでおり、将来的には立地ポテンシャルの向上が見込まれている。
北棟も、すでに日本通運の入居が決定しており、ビルド・トゥー・スーツ型の専用センターとなっている。
＜トラックバース＞
同社の物流投資事業では、来年以降も横浜町田ICロジスティクスセンター(東京都町田市)、市川千鳥町ロジスティクスセンター(千葉県市川市)、川越ロジスティクスセンター(埼玉県川越市)の竣工を予定している。
施設概要
名称：ロジステクスセンターロジステクスセンター北棟
所在地：大阪府堺市堺区築港八幡町
敷地面積34,100㎡
延床面積68,000㎡
構造：鉄骨造地上4建て
着工：2008年7月
竣工：2009年7月
