東京電力は4月7日、富津火力発電所（千葉県富津市）のLNG基地へのLNG（液化天然ガス）の累計受入量が１億トンに到達したと発表した。
1985年9月に、マレーシアからの第１船が入船して以来24年目にあたる。1億トンは日本全体のLNG累計受入量の約8％に相当する。
富津火力発電所は、火力発電設備のほか、LNG受入設備、LNGタンク、気化設備からなるLNG基地を備えている。現在、マレーシアをはじめとする世界14か国からLNGを受け入れている。
受け入れたLNGを気化させたガスは、富津火力発電所のほか、京葉側の発電所などへも供給している。2009年3月27日に運用を開始した「東西連係ガス導管」によって、京浜側の東扇島火力発電所のLNG基地へも供給している。
