LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

日本板硝子/事業再構築諸施策の進捗、欧・北米の生産能力削減

2009年04月07日/SCM・経営

日本板硝子は4月7日、ことし1月29日に公表した収益改善・事業効率向上施策の進捗状況を発表した。

同社は、施策を公表した1月以降、生産能力と生産量の削減を図る措置を講じてきた。

これによると、Auto事業部門では、欧州と北米での生産能力を削減した。 オーストリア・アイゼンエルツ工場の閉鎖に加え、フィンランド・ウロヤルヴィ工場での合わせガラス生産能力削減、イギリス・キングスノートン工場の合わせガラス生産ラインの閉鎖、ドイツ・ブラウンシュワイク工場の加工ラインの閉鎖などに着手している。

北米では、カナダ・コリンウッドでの生産能力の削減を行った。また、需要に応じた生産能力を調整するため、南アメリカや日本、アジア地域でも諸施策をとっている。

BP(建築用ガラス)事業部門では、アメリカ・ラスロップ、アルゼンチン・ジャバジョルで生産能力と固定費の削減を実施した。ブラジル・サンパウロでは家電用ガラス事業から撤退した。イギリスでは、ドンカスター工場の型板ラインを閉鎖。川下拠点についても、3か所閉鎖やシフト削減を行っている。

ノルウェーでは加工工場を閉鎖した。イギリスのBP技術エンジニアリング業務について、現在固定費削減を検討している。

関連記事

SCM・経営に関する最新ニュース

最新ニュース