農林水産省は4月21日、第9回食料・農業・農村政策審議会企画部会を開催し、議題のひとつとなった「望ましい食生活の姿とそれを支える食と農の連携」のなかで、物流効率化などの課題が委員に提示されたことが、同日公表された資料によって明らかになった。
食料の安定供給確保に関する施策の整理などに絡めて、流通効率化に向けた取り組み・課題として、各検討会で提示された3つの取り組み事項と課題が事務方から委員に提示されたという。このうちの一つが物流の効率化で、課題として通い容器などの導入への対応やUターン転送の解消、配送共同化、在庫管理の効率化への対応、拠点整備が示された。