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日本レップ/契約解除交渉で引当金計上、当期損失106億円に

2009年04月21日/決算

日本レップは4月21日、昨年12月18日に発表した2009年3月期決算の業績予測を修正した。修正後の予測値は売上高91億100万円(当初予測より10.6%減)、営業損失6億1900万円(当初2500万円の営業利益を予測)、経常損失23億3100万円(18億2100万円の経常損失)、当期損失106億7900万円(22億3300万円の当期損失)と赤字決算となる模様。

修正の理由は棚卸資産評価損52億2700万円、貸倒引当金31億8100万円の特別損失計上のため。特別損失は自社で購入する予定だった物件の購入を中止し、売買契約を解除するため支払い済み手付金と仲介手数料31億円の返還請求を行っているが、交渉に進展が見られないためその全額について引当金を計上することにしたもの。

このほか、物件売却による損失計上などで当期損失106億円となる。ただし、同日時点の当該負債残高はコーポレートローン約34億円、10年社債17億円、ノンリコースローン約18億円の計69億円で、4か月間で約48億円の返済が完了している。

これに伴い、今月から6月の3か月間、社長は30%、常勤取締役は10%月額報酬が減額される。

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