住友金属工業は5月18日、鍛造クランクシャフト事業の強化を目的に、成長の見込まれるインド市場に進出するために、現地自動車部品メーカー、アムテック・オートとの間で、現地合弁会社を設立することで合意したと発表した。
インドでは自動車産業が急成長しており、中長期的には、現地での鍛造クランクシャフトの需要は、飛躍的な増大が見込まれる。成長市場の需要を取り込むため、クランクシャフト事業のインド進出を決定した。
インド進出により、鍛造クランクシャフト事業は、既存の日本、米国、中国と合わせ4極生産体制となる。世界シェア10%超を得る見通しだ。