富士電機E&C、古河総合設備、富士電機総設3社は5月22日、富士電機E＆Cを存続会社、古河総合設備と富士電機総設を消滅会社とする吸収合併の契約を締結したと発表した。
10月1日を効力発生日とする予定。設備工事業界は電気、計装、空調、情報通信などで構成されており、電力系、旧公社系、メーカー系、地場など多くの企業が参画している。
3社は得意分野で競合するところがなく、各社の保持技術とノウハウを効果的に組み合わせることにより、従来にはなかったエンジニアリングに強みをもつ総合設備工事会社としての展開が可能。また、富士電機E&Cが行っている海外事業でも、古河総合設備と富士電機総設の2社を組み合わせることで一層の事業拡大が見込まれる。
富士電機E&Cは、富士電機グループの1社としてプラント電気計装工事を中心としたビジネスを展開。古河総合設備は、古河電気工業グループの1社として電気工事と情報通信工事などを事業展開。富士電機総設は、富士電機グループの1社として主に産業プロセス空調工事を行っている。
