ソフトウェア開発のOSK（東京都墨田区）は5月25日、運輸業向けの販売管理システム「SMILEBSトラックスター」を6月19日に発売すると発表した。
「SMILEαADトラックスター」の完全リニューアル版で、簡易運転日報入力などを装備している。
主要機能は、運転者（車輌）の勤務状況や稼働状況を登録し、燃料費や通行料などの経費入力ができ、一稼動複数輸送に対応した運転日報入力機能がある。従来から継承した機能で、一運行ごとの荷主への請求情報や実績管理に必要な詳細なデータの入力ができ、また、運賃表や傭車料率の設定で運賃の自動計算が可能。
今回付加された新機能の簡易運転日報入力機能は、通常の運転日報入力に比べ最低限必要な入力項目に絞りこんだもの。時間項目などの運行入力も必要がなければ非表示に切り替えられ、企業ごとに最適化された入力環境を提供する。
このほか、日報入力時に自社車輌でも得意先への売上の対象外とする入力が可能。品目入力時に数量が小数点以下4桁まで入力できるようにし、木材の輸送などの立法mに対応させた。運転日報の外部データ取込として、変換パターンの設定が可能となり、デジタルタコグラフなどのフォーマットに対応可能。先に請求情報だけ入力し、締め処理後に稼動内容を受け入れる運用もできるという。
「SMILEBS会計」と「会計連携オプション」でSMILEBSトラックスターの売上・仕入（傭車料）・入金・支払・経費を「SMILEBS会計」に取り込むことが可能。運転者の売上実績・勤怠・諸手当などを「SMILEBS人事給与」へデータを転送し給与計算できるため、計算式の設定をすれば歩合給の自動計算も可能となっている。
希望販売価格はスタンドアローン版が90万円、LAN版が105万円から。スタンドアローントランスファー版（SMILEαADトラックスターからの乗り換え用）は55万円、LANトランスファー版は60万円から。2010年6月までに120本の販売を目指す。
問い合わせ
OSK
マーケティング部
企画販促課
TEL.03-5610-1651
