TNTN.V.は現地時間の6月3日、エクスプレス市場初のアルゼンチン、ブラジル、チリを結ぶ南米統合ロード・ネットワークを開設したと発表した。
この南米ロード・ネットワークは、3か国・30以上の都市を結ぶ総延長3000kmの高速ネットワーク。ことし2月のLITCargo、4月のExpresso Aracatubaの買収で獲得したTNTのチリとブラジル国内の輸送基盤を活用して開設した。
南米ロード・ネットワークは、サービスに税関手続き代行など業務代行全てを含んでおり、顧客に日付指定のエクスプレス配送サービスを提供するもの。全配送用トラックに装備されている24時間リアルタイムのGPS追跡システムを活用した貨物追跡機能を持ち、貨物追跡機能、貨物の安全性の担保、カスタマー・サービスの事前連絡などが可能となっている。また、南米地域の全主要都市から毎日荷物を発送でき、輸送時間も最短だという。