外務省は6月8日、東京で中曽根弘文外務大臣、王岐山国務院副総理らが出席し、7日に行われた第2回日中ハイレベル経済対話で、今後日中双方の関係機関の局長レベルの対話メカニズムを設置し、両国間のサプライチェーン全体の円滑化に向けて、物流分野の協力と交流を強化することで合意したと発表した。
一方同日に発表した、「日中両政府の交流と協力の強化に関する共同プレス発表」（経済部分）の進捗状況についての中間報告」では、物流分野の取組で、2008年5月に岡山で第2回日中韓物流大臣会合を開催し、環境にやさしい物流の構築、シームレス物流システムの実現等の達成に向けた「岡山宣言」を策定。海運では、昨年6月に官民合同の第1回日中海運政策フォーラムを開催し、今後毎年開催することで一致したことなどが報告された。
