パナソニックシステムソリューションズ社は6月22日、Windows CE搭載の新ハンディターミナル「JT-H300HT」を7月に発売すると発表した。
JT-H300HTはOSにWindows CEを採用し、省電力設計で連続動作テスト25時間を達成。これによりWindows CEの従来の課題であった現場での電池切れの不安の軽減を実現。また堅牢性能を向上させ、2m落下試験をクリアしている。さらにアプリケーション開発にはVisual BasicやC#など市場で利用頻度の高い言語が利用でき、標準搭載のウェブブラウザとともに、他の情報システムとの高い親和性も確保した。
JT-H300HTには.NET Compact Framework 3.5が標準搭載され、シリーズ全機種のBluetooth搭載は継承しつつ、無線LANや、FOMAデータ通信機能を搭載するモデルも用意されている。屋外からもFOMA網を介したデータ連携が可能となっている。このほか照光キーを搭載し、暗闇でも楽に操作できる。一部のモデルではタッチパネル搭載により操作性を向上させ、指で直感的な操作を行うアプリケーションソフトの開発も可能という。
