物流機器など製造販売のヤマト・インダストリーは7月10日、構造改革の実施のあらましを発表した。
ことし4月から外部コンサルタントに委託して経営課題の抽出や事業計画の見直し作業を進めてきた。
ことし10月に組織改編を行い、機能型組織への転換を図る。本社機能移転や生産拠点の統廃合を年内に予定するほか、物件費の節約など経費削減を実施する。
具体的な施策内容については、社内に設置した「構造改革委員会」で決定し実行する。
施策実施により、2010年3月期は営業利益で、施策実施前予想比2億7000万円増、2011年3月期についても営業利益3億9000万円増を見込んでいる。