合成樹脂製品・物流機器製造販売のヤマト・インダストリーは9月18日、永田紙業、同グループ会社明成物流との間で、資本・業務提携を図ることで合意したと発表した。
両社に対し第三者割当増資の引き受けを要請する。
ヤマト・インダストリーは、合成樹脂成形加工や物流機器の製造販売を主体とした従来型ビジネスモデルでは今後の事業拡大を目指す上で限界があるため、異業種との提携を視野に入れていた。永田紙業と明成物流は、総合リサイクル企業をめざす中で、プラスチック樹脂成形加工への進出を検討中だった。3社は、提携によって、シナジー効果が期待できると判断した。
業務提携の内容は、営業網の相互活用・既存顧客の相互紹介、物流コストの削減、施工ネットワークを活かせる新商材の取扱協力、調達・購買での効率化(リサイクルプラスチック分野の本格的拡大)、人的リソースの有効活用、中国市場での収益拡大。