ウシオ電機は7月13日、100%子会社ウシオアメリカがこのほど、米国半導体レーザメーカのネクセル・インテレクチャル・プロパティの発行済株式の49%を取得したと発表した。
ネクセルは半導体レーザの研究開発企業Novalux(米国)が保有する技術や特許、周期分極反転LNに関する技術などを継承し、赤外波長域と可視波長域の大出力レーザを開発・事業化するため、2008年11月に設立された。
ネクセルは半導体レーザを特殊照明、デジタルシネマ、レーザテレビ、データプロジェクタなどの光源として活用することを目標に研究開発を進めてきた。ウシオ電機は、ネクセルを5年以内にウシオアメリカの100%子会社とすることを前提とし、今回株式を取得した。