SBSホールディングスは7月10日から改善活動の強化のため、より広範囲な視点で物流改善を推進できる人材を育成する改善中級研修を新たに開始した。
グループは2006年度より改善活動を本格的に導入しており、今回の改善中級研修は初級が現場作業の改善なのに対し、支店長や営業所長の視点で物流改善ができる人材を育成することが狙い。
研修期間は7月~10月末までの4か月間に計7日間で行う。初級修了者から選抜された16名がグループ内で指定した支店で実際に稼働中のDC、TC、低温の3センターを教材として、事前データ分析、現地調査、収集データ分析、改善立案、プレゼンなどを各2日間行った後、最終日に支店全体の経営診断を行う。
研修前後にはキャリアアップ診断を実施し、改善能力レベル向上を目指す。この研修は来年度以降も継続し、今後年間30名程度の中級人材を育成する。