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昭和電工/サプライヤー約600社とCSR調達の取組開始

2009年08月19日/SCM・経営

昭和電工は8月19日、グループでのCSR活動強化のため、サプライチェーンに活動の範囲を拡大し、グループが使用する原料や部品、設備機器等のサプライヤー企業各社と共同で10月1日からCSR調達への取組を開始すると発表した。

昭和電工グループは今年2月、製品・サービスに関する品質保証体制を構築し運用する、 品質や納期を守り、安全・確実な製品・サービスを安定的に供給するなどの項目を定めた「昭和電工グループCSR調達ガイドライン」を制定。

今回の取組は、調達品目や取引実績などを勘案して選定した約600社(予定)のサプライヤー各社にこのガイドラインの主旨を賛同してもらった上で、CSR充実のためにグループと共同でガイドラインに基づいた事業活動を進めていく。

取組1年目は、調達する品目や取引状況により、ガイドラインに基づいて各社の活動を自ら評価してもらう「自己診断」か、自社の調達担当者が訪問して直接状況について尋ねる「訪問診断」かのいずれかを行う。

2010年以降は、2009年の診断結果によりなんらかの改善が必要と判断された場合に、対象のサプライヤー企業と当社が共同で改善に取組む「フォローアップ」を実施する。対象サプライヤーは2009年度は国内のサプライヤー企業が対象だが、今後、海外へも拡大する予定。

ことしのスケジュールは、8月~9月に本社・事業所でサプライヤー企業への説明会を開き、10月に自己診断表を電子メールで対象企業に送付して、10月以降に訪問診断を随時実施する。

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