丸紅は9月14日、タイ最大のエネルギー企業PTT傘下の石油精製・石油化学事業会社アイアールピーシー(IRPC)から、コジェネレーション発電(電気・蒸気併給)設備建設一式(最大出力約220MW)を単独受注したと発表した。
契約金額は約1億2400万ドル。完工は2011年5月の予定。
IRPCはタイ・ラヨン県に東南アジア最大の石油化学コンプレックスを保有。今後5年間で総額約12億ドルを投資し、既存事業の強化と収益基盤の確立を計画している。今回受注した発電所建設は計画の一環。発電所で作られる電気と蒸気はコンプレックス内で使用される予定だ。