村田製作所は9月15日、RFID用のリーダーライター用の小型通信デバイスを開発したと発表した。
23×13×2.8mmサイズに小型化し、機器の大幅なコストダウンを可能にした点が特徴。10月以降にサンプル提供を開始し、サンプルの出荷価格は1万円。2010年4月より100万個/月の体制で量産を開始する予定。
開発したデバイスは従来の他社同等機能品と比較して、体積比約80%のサイズダウンを達成。携帯電話等にも搭載可能で、周波数は860-960MHz。通信回路ブロックをデバイス化し、UHF帯リーダーライターの低価格化を実現する。