ニコンは10月15日、メキシコでのデジタルカメラなど映像事業の販売強化とアフターサービスの充実を図るため、販売会社「Nikon Mexico S.A. de C.V.」を設立、9月下旬より営業を開始したと発表した。
ニコンは従来、米国の現地法人のNikon Inc.がメキシコ代理店と取引契約を結び、メキシコ市場に対する販売・サービス活動を行ってきたが、メキシコ市場の拡大が期待できることから事業展開を本格化するため、今回販売会社を設立したものでメキシコ法人の売上高は3年後に約60億円を見込んでいる。
ニコンは現地法人設立を機にメキシコ市場への取組を強化し、マーケティングから販売、カスタマーサポート、アフターサービスに至るまで一貫した体制を構築。顧客へのサービス向上を図る。さらに戦略的なマーケティング活動と効果的な広告投資で、販売拡大とブランドの浸透を図り、メキシコでのニコンのプレゼンスを高める方針。
メキシコ販売会社の概要
社名:Nikon Mexico S.A. de C.V.
所在地:Reforma 222, Colonia Juarez, Delegacion Cuauhtemoc, C.P. 06600, Mexico, D.F.
資本金:邦貨換算約1.53億円
代表者:佐幸 周平マネージング ディレクター
従業員数:当初十数名
主な業務内容:メキシコにおける映像関連商品の輸入、販売およびアフターサービスに関する業務
