三井物産、ソフトバンクグループ、パイオニア、インクリメントPの4社は10月19日、ソフトバンク、パイオニア、インクリメントPが出資するナビポータルに対し、三井物産が新たに出資することで合意したと発表した。
ナビポータルは、ソフトバンクモバイルの移動体通信ネットワークとパイオニアのカーナビゲーションシステム、インクリメントPの位置情報サービスと各種コンテンツを利用し、カーナビゲーション、PCサイト、携帯電話の連携によるテレマティクスサービスのプラットフォームを提供。
インターネットを介して提供されるコンテンツを同プラットフォーム上で結びつけることにより、「簡単」で「便利」なサービスを消費者向けに提供している。テレマティクスは、自動車などの移動体向けの情報提供サービスの総称。ナビポータルでパイオニア製カーナビゲーション「Air Navi」を通じてナビポータルサービスを提供している。
同プラットフォームをベースとして、コンシューマー向けサービスに加え、ビジネスソリューションの提供へと事業拡大を指向している。
三井物産の参画により、三井物産が進めているカーシェアリング事業に代表される次世代モビリティ運営事業などとの連携により、事業の拡大スピードを上げる。