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日立情報/製造業・卸売業向け基幹パッケージの低価格モデル

2009年10月29日/IT・機器

日立情報システムズは10月29日、累計3000システム超の導入実績がある、製造業・卸売業向け基幹業務パッケージ「TENSUITE(テンスイート)」の低価格モデルを展開すると発表した。

低価格モデル名は、「TENSUITESシリーズ」。第一弾として、月額2万円台から利用できる個別受注生産形態に特化したモデルを同日販売開始する。

「TENSUITE」は、業務の効率化やビジネスプロセス再編などを支援する基幹業務パッケージで、卸売業向け「TENSUITE for Wholesale(テンスイートフォーホールセール)」と、製造業向け「TENSUITE for Fabrication(テンスイートフォーファブリケーション)」の2種類がある。

従来の「TENSUITE」は、画面や帳票の変更が可能で顧客ごとに柔軟に対応できる反面、導入に時間がかかった。短期間で手軽にシステムを導入したいというニーズに応えるため、特定の業種・業態に特化した低価格モデルを開発した。

個別受注生産モデルは、部材の発注と作業指示を同時に実施でき、原価の仕掛り状況が即座に把握可能。業務への適合度も高く、これまで手作業や表計算ソフトで業務処理を行っていたユーザーも負担なく利用できる。

部品表のマスタがなくても、過去の伝票や製番を引用して部品の手配や作業指示を行えるほか、初期値を設定した多くのサンプルデータを予め登録しているので、事前のマスタ整備をすることなく利用を開始できる。運用開始後の保守料も販売価格に含めているので、導入後も安心して利用できる。

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