タムロンは11月16日、ロシアのモスクワに駐在員事務所を開設した。
成長著しいロシア市場へ本格的に進出し、主力事業である一眼レフカメラ用交換レンズの拡販を図るのが目的。
ロシアは、飛躍的な経済成長を遂げており、中長期的にも大きな経済発展が見込まれている。同社は、これまでロシアで販売代理店を通じた営業活動を行ってきており、今回は有力市場であるロシアでの事業基盤強化のため、駐在員事務所を設立。情報収集や市場調査を行うとともに販売代理店との連携強化を図っていく。
駐在員事務所の開設は、中長期的な課題の一つとして掲げる「写真関連事業における自社ブランド製品の拡販体制の強化」の一環であり、将来的には、一眼レフ用交換レンズ以外に監視カメラ用レンズなどの投入も視野に入れている。
