日立産機システムは11月20日、工場などでの生産物流の高効率化を実現する知能型ロジスティクス支援ロボットシステム（Lapli）を開発したと発表した。
同ロボットシステムは、迅速性、柔軟性、安全性とロボットコア技術を元に、生産現場での搬送自動化に必要な実用機能と使い勝手を強化したロボット搬送システム。日立製作所との共同開発。
社内外の生産現場で実用性と導入効果を検証し、早期製品化を目指す。
LAPIは、生産現場のニーズに合わせた搬送方式を選択できる。一つは、コンテナを設備側へ自動搬送する方式だ。設備側コンテナローダまで自律的に移動し、高精度に位置決めしたあと、コンテナを自動的に移載する。生産現場で多用される部品や製品の運搬用ワゴンを牽引して搬送する機能も備えている。
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日立産機システム
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