オプトエレクトロニクスは11月25日、スマートフォンとバーコード読み取りやハンディーターミナルの機能を1台に集約した携帯通信端末「H-21 Business SmartPhone」を開発、2010年2月末に発売すると発表した。価格はオープン価格。
H-21は、業務用バーコード、二次元コードの読み取りに対応したオートフォーカス搭載のバーコードリーダー、NTTドコモのFOMAネットワークを利用した通信機能、周辺機器とワイヤレスに連携できるBluetoothなどの各機能を搭載し、ハンディターミナルとして活用できる。
バーコード読み取りはJAN、EANなど10種類以上に対応し、バーコードスキャナは一次元バーコードモデルが赤色半導体レーザー、二次元モデルがCMOSエリアセンサ(オートフォーカス搭載)という仕様になっている。
またタッチパネルを搭載し操作性を向上させ、IP54に準拠した防水・防塵性能や、コンパクトなボディに大容量メモリ (FROM:256MB、RAM:256MB)、大容量バッテリ(連続通話時間約780分)を標準搭載するなど、業務利用を追及した仕様とした。
OSはWindows Mobile 6.5 Professional。利用が想定される場面は、営業・販売支援 入出庫・棚卸し業務支援、宅配業務の情報管理支援などが考えられるとしている。