三洋電機は11月26日、太陽光発電システムの国内販売体制を強化すると発表した。
太陽光発電システムの国内市場において2012年度40％程度（ＭＷ換算）のトップシェア獲得を目指す。
国内の太陽光発電システム市場は、政府の補助金や11月1日に導入された「太陽光発電の新たな買取制度」を追い風に今年度は昨年度比で大幅に拡大する見込みだ。
11月1日に導入された買取制度は、家庭の太陽光発電システムで発電した電力から自家消費した電力を差し引いた余剰電力を電気料金の約2倍で電力会社に売ることができる制度で、設置面積当たりの発電量が多いほど余剰電力は多くなり、売電金額は大きくなるのが特徴。
既存有力店の全国展開、チェーン化 主力販売網である、家庭用太陽光発電システムの販売・施工・アフターサービスのノウハウを有し、最終ユーザーとの接点である有力販売店の全国展開・チェーン化などをサポート。強固なパートナーシップを構築していく。
太陽光発電を推進する商社系BtoB販売チャネルの強化 最終ユーザーへの販路として、販売店への接点となる太陽光発電システムの販売を強化する商社系の販売ルート（BtoB）も同時に強化し、販売量の拡大を図る。
