モトローラは12月18日、業務の効率性を高め、生産性の向上に貢献する高機能モバイル・バーコードリーダー、「MT2000シリーズ」を発売した。
MT2070とMT2090の2モデルがあり、価格はオープン。
MT2000シリーズは製造やサプライチェーン、中小規模の小売業、倉庫運営などの企業向けで、売場からPOS、事務所から受入れドックといった業務の行程を自動化し、コスト削減、生産性の向上や収益増加の実現に寄与する。導入すれば、フル機能のハイエンドモバイルコンピュータが必要ない作業員も、自動化されたデータ収集を活用できるようになる。
また、アプリケーションの開発と展開が迅速かつ容易で、業界標準のMicrosoft .Net Frameworkの使用により、新規アプリケーションも簡単に作成できる。
またMCL TechnologiesのMCL-Clientソフトウェアがデバイスにプリインストールされ、オプションのMCL Designerソフトウェアを使えば他のモトローラ製モバイルコンピュータ用の新規、既存のアプリケーションを簡単にMT2000シリーズに移植できる。
すぐに使える在庫管理アプリケーションを事前にインストールしておくと、MT2000シリーズですぐに使用を開始できる。両モデルともレーザ方式またはイメージャ方式を選択でき、複数の接続オプションを備え、Bluetoothにも対応。バッチモードでの操作、USBを介したホスト機器への接続も可能。
MT2000シリーズはエンタープライズ・モビリティ・ビジネスの販売代理店で購入できる。