三菱商事は12月21日、フランスのアレバ社との間で、同社がモンゴルのドルノゴビ県とスフバートル県で推進中のウラン資源探鉱開発プロジェクトへの参画について合意したと発表した。
モンゴルは既知資源量では世界第15位、未確認資源を含めると世界最大の資源ポテンシャルを有するとされている。アレバ社は10年以上前から探査活動を進めており、現在はドルノゴビ県とスフバートル県に合計1万4000K㎡超、36鉱区の探鉱ライセンスを有している。
三菱商事は、アレバ社が支出した過去の探鉱費用と今後の探鉱・事前調査費用を按分負担することによりプロジェクトに参画し、権益を保有するアレバの完全子会社であるアレバ・モンゴル社の株式の34%を将来取得する権利を保有することになる。