シークスは12月21日、電子部品実装、機器・部品の組立加工・技術開発などを行う製造子会社を神奈川県相模原市に設立すると発表した。
新設子会社は既存工場土地建物などの固定資産を取得する。
シークスの製造拠点はすべて海外にあり、これまで国内でのEMS(受託製造)案件や設計・技術開発に伴う実験・試作などについては外部委託や海外工場で対応してきた。制約があることから、顧客ニーズに対応できる日本国内での自社製造拠点の確保を検討していた。出資先である東洋アイテックが同社の神奈川工場を売却することになり、同工場の土地建物や付帯設備などを取得する。
日本国内でのEMSニーズへの積極的対応によるビジネスの拡大を目指すとともに、技術開発、試作、技術者育成などの拠点として活用する。
設立する子会社の概要
商号:シークスエレクトロニクス(仮称)
所在地:神奈川県相模原市
設立:2010年1月(予定)
資本金:8000万円(予定)
事業内容:電子部品実装、機器・部品の組立加工、販売など