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トヨタ紡織、川島織物セルコン、豊田通商/輸送機器用内装材事業を統合

2009年12月22日/SCM・経営

トヨタ紡織、川島織物セルコン、豊田通商の3社は12月22日、輸送機器用内装材事業を統合し、新会社を設立する統合契約を締結した。

輸送機器用内装材事業で3社が持つ強みを活かし、保有技術、顧客基盤、事業分野などで相互補完を図り、相乗効果を発揮する。これで営業・開発・生産基盤の強化と一貫工程による効率化を図り、機能性、環境・健康などに配慮した高機能ファブリックや、先端のデザイン性を追及したファブリック開発生産体制を構築する。

事業競争力を高め、グローバル展開を強化する。このため事業統合に先立ち、基本合意で発表した輸送機器用内装材事業の新会社「TBカワシマ」を同日付で設立する。

事業統合は川島織物セルコンが2010年4月1日を効力発生日として、自動車・列車・航空機内装材事業を分割し、TBカワシマに承継させる。同様にトヨタ紡織も輸送機器用内装材事業を分割し、TBカワシマに承継させる。

さらに、TBカワシマと龍村美術織物エーアイは、TBカワシマを存続会社とする吸収合併を行う。川島織物セルコンは同日に保有するTBカワシマの一部をトヨタ紡織と豊田通商に譲渡する。株式の譲渡価額と譲渡損益は2010年8月を目処に決定する見通し。

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