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住友林業/パーティクルボードの製造拠点をベトナムに設立

2009年12月25日/国際

住友林業は12月25日、ベトナムのロン・アン省に木材の小片を接着剤と混合し、熱圧成型して製造する木質ボードパーティクルボードの製造・販売を行う子会社を2010年3月の予定で設立すると発表した。

新会社は、2011年6月に製造設備を完成。2012年4月から商業生産を開始。2103年にはPB素板を年間25万立方メートル製造する。

資本金は450万ドルで、住友林業とシンガポール住友林業が折半出資する。製造するパーティクルボードは、従来あまり有効利用されてこなかった植林木や廃材を原材料とし、高品質で競争力の高いパーティクルボードを製造する。

住友林業は今回の新会社を通して、サステナブルな植林木の利用と、競争力の高い製品を成長市場へ安定販売しベトナムの地域社会の経済発展にも寄与する。グループではベトナム市場向けに、ニュージーランドやオーストラリアの製造拠点で生産された中密度繊維板やパプアニューギニアの植林事業会社、オープン・ベイ・ティンバーからの原木の販売を拡大してきており、今回の製造拠点構築でベトナム市場への総合的な木材商品の供給体制が整うとしている。

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