双日と川崎重工グループのカワサキプラントシステムズは、中央アジアのトルクメニスタンの国営化学公社から、肥料製造設備を約600億円で受注した。
受注した肥料製造設備は、アンモニア製造設備と尿素製造設備、発電・水処理・窒素製造の付帯設備で構成し、国営化学公社がトルクメニスタン東部のマリ市に建設を計画している肥料工場向けに納入する。
設備は、同国で産出する天然ガスを原料として1日あたり1200トンのアンモニアと1925トンの尿素を製造する。
双日はファイナンスアレンジをはじめとする全体のとりまとめを担当し、カワサキプラントシステムズは肥料製造設備全体のエンジニアリングと機器の供給を担当し、2013年の稼動開始を予定している。