日本ロジスティクスシステム協会（JILS）は2月17日(水)、3月3日（水）、3月16日（火）の3日間、「第7回グリーン物流基礎コース」を東京都港区のTKP田町カンファレンスセンターで開催する。
同コースでは、物流・ロジスティクス分野における環境負荷低減とコスト削減の両立を軸に、環境負荷低減施策の基礎知識を「輸配送」「包装」「静脈物流と廃棄物削減」のそれぞれの観点について、理論と事例の両面から体系的に学ぶことができる。
物流・ロジスティクス分野における環境負荷低減施策に取り組むひとで、基本的な知識を必要とされる係長、主任、スタッフの方々、物流・ロジスティクス分野における環境負荷低減施策に取り組む新任担当者・環境部門担当者が対象となる。
3日間という短期間で物流・ロジスティクス分野における環境負荷低減施策の基礎知識を体系的に学ぶことができるカリキュラム構成となっている。講義内容を効率的に理解するために、単元ごとに課題レポートを提出してもらう。同コースを修了した方には「修了証」を授与する。修了証を持つ方は、同協会が主催する「グリーンロジスティクス管理士資格認定講座 」を優待料金で受講する。
修了過程は、同コースを全日（3日間）出席し、課題レポートをすべて（全3回）提出することとなる。
■開催概要
日時：2月17日（水）9：30～17：55
3月3日（水）9：30～17：40
3月16日（火）9：30～17：20
場所：TKP田町カンファレンスセンター
定員：50名
参加料：協会会員8万4000円（税込）、会員外9万9750円（税込）
「ロジスティクス経営士」「国際物流管理士」「物流技術管理士」有資格者は優待料金6万7200円（税込）
■詳細・申し込みは下記URLを参照。
http://www.logistics.or.jp/education/seminar/lecture.html#glbsc
http://www.logistics.or.jp/education/seminar/pdf/2009/09h_BA0916_glb.pdf
■プログラム
第1単元 物流と環境問題 （2月17日）
9:30～9:50
開講式・オリエンテーション
9:50～11:50
物流と環境問題
矢野 裕児 流通経済大学 流通情報学部 教授
11:50～12:00 名刺交換会
12:50～14:20
物流に関する環境関連法規制
麦田 耕治 日本通運 環境・社会貢献部 専任部長
14:30～16:00
環境パフォーマンス指標と二酸化炭素排出量算定
北條 英 日本ロジスティクスシステム協会 JILS 総合研究所 主任研究員
16:10～17:40
マネジメントシステムとグリーン物流の活動領域
眞鍋 大輔 マナMS サービス代表
17:40～17:55
事務局アナウンス
第2単元 輸配送の環境負荷低減施策 （3月3日）
9:30～11:40・12:30～15:10
輸配送の環境負荷低減施策
山本 明弘 日通総合研究所 物流技術環境部長 兼 環境グループ担当部長
室賀 利一 日通総合研究所 物流技術環境部 環境グループ 研究主査
15:20～16:20
【企業事例】
セイコーエプソングループ グリーンロジスティクスへの取り組み
今井 高介 セイコーエプソン情報画像事業本部 情報画像生産統括部 情報画像生産管理部
16:30～17:30
【企業事例】
印刷用資材の共同配送によるCO2削減
小野 達朗 FFGSビジネスサポート 代表取締役社長
17:30～17:40
事務局アナウンス
第3単元 梱包・包装資材の環境負荷低減施策と静脈物流・廃棄物、及び廃棄物削減・3R回収再資源化の施策（3月16日）
9:30～11:30
梱包・包装資材の環境負荷低減施策
NEC ロジスティクス
12:20～13:50
環境に配慮した梱包・包装資材活用の企業事例
三村 光昭 ノーリツ物流システム部 部長
14:00～15:30
耐久型商品の3R 回収再資源化・効率化策
菅田 勝 リコーロジスティクス クオリティー（KAIZEN） アドバイザー ロジスティクス革新パートナーズ代表取締役
15:40～17:10
消費型商品の廃棄物・再資源化・効率化策
恒吉 正浩 味の素物流 事業統括本部事業企画部部長
17:10～17:20
事務局アナウンス
■問い合わせ先
日本ロジスティクスシステム協会
人材教育部
TEL：03-5484-4021
