東洋紡績の物流子会社である東洋紡ロジスティクスとサントリーの物流子会社であるサントリーロジスティクスは1月7日、異業種間の共同物流を開始すると発表した。
両社は、それぞれでグループ内外の物流改革を進め、CO2排出量削減を行ってきたが、両社の物流データを分析し、全国の輸送ルートの中から荷物の積載が片道のみの利用となっているルートを抽出し、共同物流の可能性について検討を重ね、往復での荷物の輸送を増やす共同物流を導入を行うもの。
今回は、東名ルートの共同物流を開始し、復路で、空になったトラックに互いの荷物を積むことで、空であった復路のトラックを有効活用し、物流の効率化を図るというもの。
東洋紡ロジスティクスは東洋紡のフィルム製品をサントリーロジスティクスはグループ会社の飲料製品を輸送する。
なお、1月中旬出荷分より開始し、両社で約100トン/年のCO2排出量削減を見込んでいる。