日立電線は1月20日、持分法適用会社のオックスフォード・ワイヤ・アンド・ケーブル社(米国)の株式を売却したと発表した。
売却先は、加工付電線やワイヤーハーネス製造・販売のハヤカワ電線工業。
日立グループは、業績悪化に対応する各種業績改善施策の一環として、電子機器用電線・配線部品・加工品事業の再編を進めている。オックスフォード・ワイヤ・アンド・ケーブル社は、米国における電子機器用電線・配線部品・加工品事業の拡大を目的として設立。
グループの米国向け電子機器用電線・配線部品・加工品の販売は、日本やアジアにあるグループ会社からの輸出が中心となっていることから、オックスフォード・ワイヤ・アンド・ケーブル社の株式を合弁相手のハヤカワ電線工業グループに売却することにした。