日本オラクルは1月29日、エレコムが基幹業務システムの再構築にオラクルの中堅企業向け業務アプリケーション「JD Edwards Enterprise One」の採用を決めたと発表した。
再構築は、昨年11月より構築作業を開始し、2011年4月に稼動開始を予定している。
エレコムは、パソコン周辺機器の国内最大手メーカーで、デジタル家電や各種デジタルAVアクセサリーの分野にも事業領域を拡大し、その製品アイテム数は約7000種類にもなっている。
今回、さらなる成長を目的に、国内事業の強化と海外展開に取り組むが、販売管理や商品管理などの業務を支える現在の基幹システムが、10年前に自社開発されたシステムで、案件情報やノウハウなどの営業情報や在庫情報の共有、海外拠点システムとの連携、今後の取引拡大への柔軟な対応が難しかった。