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安田倉庫/中期計画で物流事業に80億円投資

2010年02月05日/3PL・物流企業

安田倉庫は2月5日、2010年度から2012年度までの3年間のグループ中期経営計画として、「BIG Cs 2012」(ビッグシーズ2012)を発表した。

基本戦略を実行し基本目標を達成するため、計画期間内に、物流事業系80億円(物流拠点増設、施設更新、システム開発等)、不動産事業系40億円(再開発準備、施設更新等)の合計120億円の投資を行う。

同社は「サプライチェーンを支える企業」であるために、伝統的な倉庫・物流サービスの枠を超えたサービス事業を展開するなど3点の基本方針を策定。基本方針を踏まえ、サプライチェーンに係わる顧客の課題に取り組む「企画開発型」物流企業への脱皮、アジア域内でのサプライチェーンに係わる収益を拡大、人材基盤を強化するとともに、経営とサービスの品質を向上などを今後3年間の基本目標としている。

最終年度の2012年度には、連結で売上高380億円、営業利益33億円を達成する計画だ。

基本目標達成のため、6点を今後3年間の基本戦略として設定。国内物流、文書・情報管理、SCS(サプライチェーンソリューション)、海外・国際物流、不動産の5つの「ブランド」に事業領域を編成し、ブランドごとにサービスの企画・開発、営業推進、品質向上を図る。

東アジアでの域内物流(現地国内物流と三国間物流)の開拓を強化。顧客への提案力とコスト・品質管理の向上のため、先進的物流技術・手法を積極的に活用する。

保有資産の再開発による不動産事業の拡大を推進し、専門性の高い人材を育成・確保するための施策を推進する。同時に、経営資源の最大限の活用による競争力の強化を図るため、グループ内各社の役割・機能を見直す。

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