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昭和シェル石油/川崎市の製油所工場閉鎖

2010年02月16日/物流施設

昭和シェル石油は2月16日、連結子会社の東亜石油へ賃貸している川崎市の京浜製油所扇町工場(原油処理能力12万バーレル/日)を閉鎖すると発表した。

昭和シェル石油は2000年10月に締結した「定期精製設備等賃貸借契約」に基づき東亜石油に川崎製油所を賃貸。東亜石油は京浜製油所扇町工場として、東亜石油が所有する水江工場(原油処理能力6万5000 バーレル/日)とともに一体運営してきた。

ことし9月30日に10年間の同契約が満了することにともない、東亜石油と今後の方針について協議、検討を重ねてきた。

東亜石油の競争力を強化していくには、精製設備の集約による効率運営、付加価値の最大化が必要と判断した。

扇町工場は2011年9月に予定されている定期修理までに原油処理を停止する。扇町工場の一部である京浜川崎シーバース(原油受入設備)と扇島地区貯油施設については、引き続き東亜石油の責任のもと運営を継続する。

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