日本通運は2月1日、国際航空貨物の温度管理輸送サービス「NEX-SOLUTION-COOL-」の販売を開始した。
NEX-SOLUTION-COOLは独自に開発した輸送容器と専用の保冷剤を用いることで、外気温35℃の環境下においても4日間(96時間)、2~8℃(冷蔵帯)の温度を保つことができる。
容器性能の比較検証試験を実施したところ、一般的な保冷容器よりも、温度保持時間が約40時間長くなることが実証できている。
この輸送容器と国際高速輸送ネットワークを組み合わせることで、高品質で低コストの温度管理輸送サービスを実現する。
従来、温度管理が必要な少量の航空貨物は、ドライアイスや保冷剤を冷媒とした輸出梱包を施しての輸送がこれまで一般的だったが、顧客の確実な温度管理と低コストを両立させた輸送への要望が多く、新たに温度管理輸送の研究・開発を行っていたもの。
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日本通運
東京航空支店国際貨物部販売企画第二課
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