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澁谷工業/2010年度にリチウムイオン電池製造設備事業で売上高20億円

2010年02月24日/SCM・経営

澁谷工業とシブヤマシナリーは2月23日、ドイツの分散・混合用機器メーカー、IKA-WERKE社と業務提携し、その日本法人IKAジャパンと協調してリチウムイオン電池の製造設備事業に参入すると発表した。

実用化したシステム価格は2~4億円で、周辺設備を含めたプラントとして初年度20億円の売上を見込む。同社はマーケットの拡大テンポが早いため、数年後には売上高が100億円規模になると想定している。

リチウムイオン電池の電極に活物質を塗布する工程は、活物質などの原料粉体を均一にスラリー化する必要があるが、このスラリー化は現在バッチ処理が主流。

澁谷工業はボトリングプラントなどで培ったエンジニアリング技術で、IKA-WERKEの機器を用いてリチウムイオン電池製造用の連続式スラリー分散システムを構築し、リチウムイオン電池の製造に必要な原料を高速・連続でスラリー化する技術を確立しシステム化した。

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