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ワンビシアーカイブズ/遠隔地データバックアップサービス開始

2010年02月25日/3PL・物流企業

ワンビシアーカイブズは3月1日、企業システムの日々の業務データを、オンラインで遠隔地のストレージ装置へ自動的に伝送させる「WANストレージライト」サービスの提供を開始する。

EMCジャパンの製品である「Avamar」の重複除外技術を用いることにより、データバックアップ運用の効率化を実現する。重複除外技術は、バックアップデータの転送・保存において、冗長データを除外することで効率性を高める技術。

ITの発展・浸透により、企業が抱えるデータ量は日々増加している。一方で、自然災害対策や内部統制上の観点から、事業継続体制の確立が企業の重要な経営課題となっており、業務データのバックアップは企業にとって欠かせない施策のひとつとなった。「WAN ストレージライト」は、毎日発生する企業システムデータを、オンラインで遠隔地のストレージにバックアップする。伝送に必要な通信回線や専用ストレージ装置などがパッケージ化されているため、容易に伝送バックアップシステムを導入できる。

最初にフルデータを取得した後、2日目からは更新されたブロックのみを転送。毎日のバックアップ時間が大幅に短縮できる。フルバックアップの状態で30日間保存が可能。同社のストレージ上では、常にフルバックアップの状態で保管している。リストアは、オンラインと媒体(HDD)搬送の選択が可能。リストアはファイル単位、フォルダ単位で可能。オンライン上でのリストアのほかに、同社集配車両によるHDDの搬送も可能(オプション)だ。

レプリケーションにより、確実にデータを保全する。毎日、同社の関西センター(滋賀県)に設置しているストレージへのレプリケーションを実行。関東一円が広域災害で被災しても、データは保護される。業務の重要度、RTO(目標復旧時間)、RPO(目標復旧地点)に応じて、テープ保管・集配サービスを併用する。

料金は初期費用が無料。バックアップ対象データ容量・月額料金は、~50GBが3万8000円、51GB~100GBで7万円、101GB~300GBが19万円、300GBを超過した分は100GBあたり6万円。日本全国でサービス提供が可能。

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