ワンビシアーカイブズは12月18日、来年2月1日をめどに、中堅・中小規模（SMB）企業をターゲットとしたバックアップサービスのひとつとして、「ワンウェイメディア保管」の提供を開始すると発表した。
自然災害などによる企業活動停止のリスクへの備えや、内部統制などの観点により、以前にもまして企業の事業継続体制の確立が求められている。新型インフルエンザの蔓延による事業所の閉鎖などの事態も、現実感を伴ったリスクとして認識されるようになっている。
「ワンウェイメディア保管」では、情報資産のもっとも基本的な事業継続対策といえる「バックアップメディアを遠隔地で長期間保管するサービス」を、国内初のサービスとして提供する。顧客は専用の保管キットにバックアップメディアを入れて発送するだけで済む。保管センターで厳重に保管し、万一の際には、すみやかにバックアップメディアを届ける。今後の保管数量のニーズに合わせてキットを使い分けられるよう、さまざまなサイズの保管キットを順次ラインアップに加えていく予定だ。
バックアップメディアを預かる保管センターは、都心から60km以上離れた地盤の固い地域を選んで建設されている。耐震・耐火構造、各種セキュリティ設備を備え、データを災害・盗難・紛失などのリスクから守る。保管室は定温定湿で防塵対策を施すなど、記録メディアに最適な環境を保っている。
同サービスは、SMB向けサービスの第2弾。ことし6月に提供を開始した第1弾「ローテーションメディア保管」は、すでに多数の引き合いがあった。ワンビシは今後も、順次SMB向けサービスを拡充していく考えだ。
サービス紹介は下記URLを参照。
http://www.wanbishi.co.jp/SMB/
