プロロジスは3月2日、オレゴン州の電力会社で同州内の81万8000の家庭、商業、産業向けに電力を供給しているポートランド・ゼネラル・エレクトロニック（PGE）と8万3600万㎡以上の施設屋根スペースを賃貸する契約を締結したと発表した。
＜太陽光発電システムを設置＞
今回の契約はオレゴン州ポートランドで、プロロジスの7棟の施設に計2.4MWの太陽光発電システムを導入するもの。PGEがプロロジスの施設屋根を活用して実施する太陽光発電プロジェクトの第2弾で、第1弾と合わせて計3.5MWの太陽光発電システムを導入。年間で約388世帯分の消費電力相当分を発電する計画となっている。
プロジェクト実施のため、USバンクとPGEはSun Way 3合同会社を設立し、太陽光発電システムの保有と運営に当たる。また、オレゴン州と米連邦政府の太陽光発電による税額控除を受け、このプロジェクトの財政支援を行う。
今回導入する太陽光発電システムが発電する電力は、直接PGEの電力系統に送電され、同社の顧客に分配される。プロロジスは太陽光発電システムの導入工事を近日中に開始するとしている。
