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プロロジス/米物流不動産に関する半期調査を発表

2007年03月28日/物流施設

プロロジスは、米国の物流不動産に関するここ半年間の調査レポートを発表した。レポートは「米国不動産市場レビュー(U.S. Property Market Review)」。

「市場レビュー」によると、米国内の物流施設の開発は引き続き堅調に推移。2006年第4四半期には、米国内上位30市場での物流不動産の平均空きスペース率は7.6%となり、前年同期の8%から減少。提示賃貸料は、同四半期中に1.7%増となり、06年全体では7.6%増となった。

「パイプライン・レポート」によると、倉庫および物流施設の新規建設は、2006年下期は低調に推移。新規着工規模は計5900万平方フィートで、同年上期の計8100万平方フィートより減少した。同年全体でみると、新規着工規模は、現行施設規模の2.7%に相当する。

同社のレオナルド・サーリング(Leonard Sahling)筆頭副社長は「2006年の米国の物流資産市場は、好条件の追い風を受ける格好で終わった。需要が伸び、賃貸料が高騰した一方で、開発業者と融資元は、規律と抑制をもってこれに対応したといえる」と説明している。

レポートは、プロロジスの市場担当者、仲介企業、データ供給企業などの情報から編集した市場データに基づいて作成された。(翻訳)

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