モトローラは3月9日、モトローラの2009年APACエンタープライズモビリティアワードに、日本ユニシスとマイティカードのRFID追跡技術を活用したソリューションが決定したと発表した。
このソリューションは、物流情報プラットフォーム上で資産の動きや状態の変化をリアルタイムに可視化し、費用節減などに貢献する。
エンタープライズモビリティアワードは、事業プロセスを改善し、成長、生産性、業務の効率性を促進することで顧客の悩みを解消する、革新的なテクノロジーソリューションを提供するモトローラのパートナーを表彰するもの。
受賞したソリューションは、日本ユニシスのパレットなど搬送器具を管理する物流情報プラットフォーム「UNITRA」と、マイティカードのRFID機器の設置ソリューション技術を組み合わせている。
このソリューションは、製造業－卸業－小売業と法人が別れることで情報が寸断される環境下でも、搬送器具の移動状況をリアルタイムで柔軟に追跡・管理できる。さらに、ユーザーがWebブラウザを使って、蓄積されたデータにアクセスできる利便性も兼ね備えたSaaS型サービスで、顧客は利用した分の料金のみを支払うため経済的なメリットも持つ。
