パナソニックは3月25日、リチウムイオン電池を生産するエナジー社の住之江工場を竣工したと発表した。住之江工場はリチウムイオン電池の主力生産拠点で、今後の旺盛な需要に対応する。
住之江工場の敷地面積(第1期)は約11万1000㎡、延床面積は約9万4000㎡。昨年10月から極板製造(源泉)工程を稼働しており、4月から電池セルを量産する。生産能力は第1期で2500万個/月(3億個/年)を予定しており、2010年度は1000万個/月の体制で生産する。
ニッケル系正極を用いた高容量リチウムイオン電池が中心に、源泉工程から電池セル生産までの一貫して生産する。