旭硝子は3月25日、中国江蘇省でTFT－LCD（薄膜トランジスタ方式液晶ディスプレイ）用ガラス基板の生産拠点新設を決めた。
現地法人を設立し、第8世代のガラス基板まで対応可能な加工ラインを設置し、2011年秋に量産を開始する。
中国での需要には、これまで既存拠点からの出荷で対応してきたが、中国で大型TFT液晶パネルの生産が相次いで計画され、将来、大型ガラス基板の大幅な需要拡大が見込まれるため新設する。
新社の概要
社名：旭硝子顕示玻璃（昆山）有限公司
代表者：未定
所在地：中華人民共和国江蘇省昆山
資本金：約3500万USドル（約31億円）
出資比率：AGCグループ100％
設立：2010年3月末予定
事業内容：TFT液晶用ガラス基板の製造（加工）・販売
