三菱倉庫は3月26日、2006年度~2010年度の中期経営計画を見直し、2010年度~2012年度を計画期間とする新中期経営計画を発表し、最終年度の2012年度売上高を1930億円(2009年度比で32%増)、営業利益135億円(35%増)、経常利益143億円(30%増)、当期利益79億円(36%増)を目指す。
新計画は、国内外一体のロジスティクス事業の拡充などでグループの持続的な成長を図るもの。基本戦略としては、高品質の在庫・入出庫管理に基づく配送センター業務、高効率のコンテナターミナル業務を拡充し、国内の事業基盤を強化する。
拠点間のビジネス・パイプラインを繋げ、国内外一体となったロジスティクスサービスの体制を拡充し、成長が望める中国など、アジア地域に重点を置いて物流事業の海外展開を加速する。