大阪製鐵と子会社の日本スチールは4月21日、新関西製鐵と事業の効率化、連携施策を実施していくことで基本合意した。
今後の平鋼需要の変動や更なる競争激化へ対応していくため、3社が協力して連携施策を実行し、相互にメリットを享受することを狙いで提携し、連携推進委員会(仮称)を設置して、具体策の検討を行う。
物流分野では、3社がそれぞれに保有する中継基地、船舶、トラックなどの製品物流インフラの相互有効活用に資する施策を検討・実施する。
また、日本スチールから新関西製鐵に対し、引抜平鋼等の生産の一部を委託し、新関西製鐵から日本スチールに対し、角鋼の生産の一部を委託する。